頸椎椎間板ヘルニアは腕を強く引っ張られることで発症する!
「犬の参歩中、犬が急に走り出した時、腕をグッと引っ張られ、首~背中に痛みがでた」
「重いスーツケースを片手で引いたら、首がバキッ!として動かせなくなった」
という事が原因で痛みを発症される方がいます。
これは、頸椎椎間板ヘルニアを発症する状況の一つで、ちょっとした油断が大きなダメージを受ける事になるので油断禁物です。では、なぜ腕を引っ張られるとような力が加わると、頸椎椎間板ヘルニアが発症するのでしょうか?
それは、首~腕にかけての神経を引っ張ってしまうことが原因です。首の神経は、首からでて、肩・腕~指先にまでつながっています。この神経が、強い力でグッ!と引っ張られると、神経も引っ張られます。
その時に、ヘルニアで圧迫されている神経に強い牽引力が集中することになり、首~背中~上肢にかけて強い痛み・シビレを引き起こす事になるのです。
この腕が引っ張られる事が原因で、頸椎椎間板ヘルニアが再発する人は多くみられます。重い物を片手で持つ時は、注意して持ち上げるようにしましょう!